今回は乗り物好きなお子さんをお持ちの方向けお出かけプランのご紹介です。

男の子なら電車や飛行機などの乗り物に興味を持つ子は多いでしょう。

そんな時期に特別な電車や飛行機に乗れたら、とてもいい思い出になります。

この記事でご紹介するプランではかっこいい電車に乗ってたくさんの飛行機を見に行くことができます。

乗り物好きなお子さんとのお出かけに迷っている方は是非参考にしてください。

 

１.ラピートとは？

ラピートとは南海電鉄が運行する特急列車です。
運行区間は大阪の難波～関西国際空港。
関西空港までの停車駅は新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・りんくうタウンで、難波～関西空港の所要時間は40分程度です。
青い車体と滑らかなフォルムがかっこよくて人気の列車で、見た目から『鉄人28号』というニックネームもついています。
ラピートは全席指定席でレギュラーシートとスーパーシートが存在します。
レギュラーシートが通常の座席で、スーパーシートがグリーン席のようなハイクラスな座席です。
5号車と6号車がスーパーシートで、レギュラーシートより広々としています。
特急料金はレギュラーシートが520円（こども260円）、スーパーシートは730円（こども470円）。
個人的にはそれほど大差ないかな？と思いました。
子ども連れでしたらレギュラーシートで十分だと思います。

 

2．関西国際空港内にある子どもの遊び場

難波からラピートに乗ると40分ほどで関西国際空港に着きます。
飛行機に搭乗予定のない方はとりあえずターミナル1に向かいましょう。
食事は２階のフードコートエリアでとるのが無難かなと思います。
フードコートエリアには、カレー・うどん・たこ焼き・和食・ラーメンといった日本らしいご飯を食べることができます。
あとはマクドナルドがフードコートエリアから少し離れたところにあります。

そして子ども連れが必ず訪れるべき場所は関空展望ホール【Sky　View】です。
【Sky　View】にはターミナル１の１階外にあるバスターミナルからシャトルバスに乗る必要があります。

バスは1時間に2本程度なので、時間に注意しましょう。
1番乗り場からバスに乗ると数分で【Sky　View】に到着します。
【Sky　View】は5階建ての建物2つからなる施設で、5階のスカイデッキからは滑走路が一望できます。
景色がいいのはもちろんですが、飛行機が飛び立つときの轟音は迫力満点！
有料ですが望遠鏡もあるので、飛行機が飛び立つ瞬間をアップで見ることもできます。
そして子供が楽しめる公園もあるので、飛行機を見ながら遊ぶことも可能。
 
飛行機を見ながら公園で遊んでいると、時間があっという間に過ぎます。
夢中になりすぎてバスの時間を忘れないようにしてください。
帰りは4階にあるショップ【スカイショップタウン】でお土産を買って帰りましょう。
いろんな飛行機や航空会社のグッズが売っているので、飛行機好きにはたまらないお店です。
さらにスカイショップタウンでは機内食風のお弁当が販売されています。

持ち帰ってもいいですし、温めてすぎに食べることもできます。
飛行機が見える景色のいい場所で食べたいところですが、スカイデッキで食べるのはおすすめしません。
スカイデッキは風がヤバいです。
海風のせいか飛行機の影響もあるのかわかりませんが、常にめちゃくちゃ強風です。
スカイショップタウンで買ったお弁当など、飲食する場合は隣の棟のスカイビューカフェで食べましょう。
関空展望ホール【Sky　View】を満喫したら、もう一度シャトルバスに乗って関西国際空港まで帰ります。
帰りもラピートに乗って帰る場合は早めに乗車券を購入しておいてください。
関西空港発のラピートは平日でも満席になることがあります。

3.ラピート＋関西国際空港体験談

ここからは私が子どもと遊びに行ったプランを紹介します。
大人2名子供2名（1人未就学児）で遊びに行きました。

①出発

関西国際空港でお昼ご飯を食べる予定でしたので、逆算して10時半ころのラピートに乗りました。
平日でしたのでなんば発のラピートは南海難波駅で購入。
席は結構空いていたので、旅行シーズンでなければ当日購入することができると思います。
私は大阪メトロで難波まで行きました。
南海難波駅まで少し歩かないといけないので、子ども連れという事を考えて少し余裕を持って出発しましょう。

②ラピート搭乗

南海難波駅に着いたらまず切符を買います。
未就学児は膝の上なら無料ですので、大人2人と子供1人分を購入。
レギュラーシートで片道3230円でした。
少し余裕をもって動いていたので駅構内で写真を撮ったり、コンビニで飲み物を購入したりしてラピートが到着するのを待ちます。
朝食をとっていなかった私は小腹がすいていたので車内で食べられる物を購入。

駅構内でおにぎり風の寿司を販売している『むすび寿司』さんです。
車内で手軽に食べることができる大きさで、めちゃくちゃ美味しいお寿司。
おすすめなのでラピートに乗る際はぜひ購入してみて下さい。
ラピートが到着すると子供と写真撮影をしてから車内に入ります。
なんば駅では到着してから出発までに時間的余裕があるので、写真撮影もガッツリできました。
私たちの席は2号車。
かっこいい電車の中は特別感のある座席でテンション上がります。
子連れの旅行の時はトイレの場所を把握しておかないといけません。
今回は40分ほど電車に乗るので、まずは車内施設の確認。
トイレは2号車と3号車の間にあります。
3号車と4号車の間には自動販売機がありました。
電車が出発すると子供たちは外の景色を見ながらはしゃいでいます。
関西国際空港に近づくと海も見えますが、連絡橋の鉄骨が邪魔であまりいい景色ではありませんでした。

③関西国際空港到着

ラピートに40分ほど揺られると関西国際空港に到着します。
11時過ぎなので少し早めのお昼ごはんにします。
フライト状況にもよりますが、ピーク時間はレストランやフードコートはかなり混雑します。
子ども連れでゆっくり食事をしたい方は早めに食事をとることをおすすめします。
カレー・うどん・たこ焼き・和食・ラーメンとあるなかで、子どもたちが選んだのは大好きなラーメンです。
大阪なら結構どこでも食べることができる『神座』のお子様ラーメンセット。
私はうどんとどんぶりのセットをいただきました。
子供達にご飯を食べさせながらシャトルバスの時間を検索。
ちょうど食べ終わる10分後くらいに出発するバスがあったので、子どもたちのトイレまで済ませてバス乗り場に向かいました。

④関空展望ホール【Sky　View】

出発時刻の数分前にシャトルバスが到着。
【Sky　View】行のバスが来る1番乗り場は一番端っこなので、時間に余裕をもって向かいましょう。
バスはそれほど大きくなく、座れる人数も限られています。
数分ですので立って乗車してもしんどくはないでしょうが、カーブが多いので小さいお子さんをお連れの方は注意が必要です。
そして【Sky　View】に到着するとエントランスホール側のエスカレーターで5階スカイデッキまで上がりました。
今まで見たことない距離で飛行機の離陸が見れて大喜びの子どもたち。
大人もついつい見入ってしまう迫力です。

備え付けの望遠鏡を使う事で飛行機がアップで見れます。
望遠鏡のお値段は100秒100円でした。
そして子供たちが一番楽しみにしていた、飛行機の見える公園で遊びます。
滑り台やパンダの遊具で遊びつつ、飛行機が離陸するときは飛行機を見に行ったりと大忙し。
1時間弱兄弟ではしゃいでいました。
バスの時間に少し余裕をもって公園をはなれ写真撮影をしつつ、【スカイショップタウン】に向かいます。
途中スカイデッキやスカイビューカフェに写真撮影スポットがいくつかあります。
子ども思い出をしっかり写真に残しておきましょう。

写真撮影を楽しんだら、【スカイショップタウン】でお土産を探します。
【スカイショップタウン】には航空会社のステッカーやキーホルダーなど、なかなかお目にかかれないアイテムがたくさんあります。
私が購入したのはコチラのスープ。

飛行機で出てくるコンソメスープが味わえます。
20袋入りで800円ほどでした。
お買い物を済ませたら帰りのバスに乗って関西国際空港に帰ります。

⑤帰宅

子どもたちもはしゃいでお疲れなので、関西国際空港に着いたらそのまま帰宅します。
帰りの電車を決めるのですが一番早い出発のラピートは満席でした。
平日ですが外国人旅行者の多いシーズンだと関空発のラピートは満席になってしまいます。
帰りもラピートに乗りたい方はあらかじめチケットを取っておきましょう。
次のラピートを待つのも時間的に微妙なので、南海電車の空港急行に乗って帰ります。
関西空港発の電車なのでのんびり座れました。
時間も難波まで45分程度。
ラピートよりも5分ちょい時間がかかるくらいです。
ラピートにこだわりがなければ、コスパ的には空港急行の方がいいですね。
難波についたら、少しお買い物をしてたこ焼を食べて帰宅。
めちゃくちゃ満足した一日になりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は子どもが「本で見たラピートに乗りたい」と言ったので、関西空港まで行くことになりました。

頻繁にいくような場所ではないので、とてもいい経験になりました。

次は飛行機に乗って遠出したいですね。

少しお金がかかりますが、乗り物好きな子どもがいるパパ・ママには一度体験して欲しいプランです。

ぜひご検討ください！

最後までお読みいただきありがとうございました！

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