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【防止グッズ】子供の転落事故をなくすために【予防方法】

近年マンション高層階のベランダや窓から、子どもが転落してしまう痛ましい事故が多いです。

政府の広報オンラインや子ども家庭庁、消防庁などたくさんの団体から注意喚起されていますが、なかなかなくなりません。

そこで普段『子どもとの遊び』について書いていますが、子どもと安全に遊ぶためにも今回転落事故防止について記事を書きます。

お子さんがいる方、特にマンションに住んでいる方は是非参考にしてすぐに対策をしてください。

【この記事はこんな人におすすめ】

・1歳から8歳の子どもがいる
・マンションの2階以上に住んでいる
・転落事故防止対策をしていない

 

1.子どもの転落事故の現状

子どもの転落事故は、子どもが歩き出す1歳すぎから8歳頃までに多い事故です。

ベランダから身を乗り出して落ちてしまう事故が多いイメージですが、実は75%が窓から落下する事故です。

出窓や窓際の物にのぼって遊んでいる時に、網戸ごと落ちてしまうケースが多いようです。

ベランダから転落してしまう事故は換気のためベランダの窓を開けている時に起きています。

また事故が起こるタイミングは親が少しの間目を離した隙や、兄弟など子どもだけで遊んでいる時に多く起きていると報告されています。

 

2.転落事故が起こるパターン

①窓際に置いてあるものにのぼって遊んでいる

少し高い位置にある窓の横にベッドやソファーをおいていませんか?
レイアウト的には光が入っていい感じですが、子どもがもたれかかってそのまま落下してしまう事故が多いです。
特に換気のため網戸にしていると、網戸ごと落下してしまいます。
網戸って思ったより簡単に枠ごと外れてしまうんですよ!
特小さい子は窓から見える景色に興味津々です。
うちの1歳半の娘も、低い位置にある窓(開かない構造)からよく外を見ています。

②ベランダの室外機にのぼる

ベランダの事故で多いケースが、エアコンの室外機にのぼって身を乗り出し落下してしまうケースです。
うちもそうですが構造上エアコンの室外機が、どうしてもベランダの柵側に隣接してしまうお家ないですか?
これが危険な配置なんです。
今からエアコンを取り付ける方は設置場所に注意してください。

③ベランダに置いてある椅子や段ボールなどを踏み台にする

コロナ渦でおうち時間を有意義に過ごすために、ベランダをおしゃれにコーディネートする家庭が増えました。
広いバルコニーがあればいろんなものをおいているお家も多いでしょう。
また不燃ごみや粗大ごみを一時的にベランダに置いているお家もあるかもしれません。
子どもは親が思っている以上に賢いです。
外に興味が向けば、足場になるものを自分で引きずって移動させよじ登ります。
実際手洗い用の台を自分で移動させ、窓から転落してしまった事故も起こっています。

④ベランダの柵をのぼる

写真のようにベランダに子どもが足をかけられる部分があるお家があります。
子どもが外の景色を見ようとベランダから身を乗り出し、転落する事故も起きています。
うちの1歳半の子でも2段ベッドのはしごが上れるんですよね。
子どもは親が思う以上に成長が早いものです。
こちらはすでに作ってしまっている物なので取り換えるのは難しいです。

⑤窓、ベランダ柵、手すりの劣化

こちらは築年数がたったお家やマンションに多い事故原因です。
築年数がたち劣化してしまっているベランダ柵や手すり、窓が、子どもの全体重がかかり壊れて子どもと一緒に落ちてしまうケースです。
コンクリートはそうそう子どもの体重で壊れるほど劣化する事は少ないですが、金属は長年の雨風で劣化してしまっているケースがあります。
築年数の立ったマンションにお住まいの方は注意が必要です。

 

3.転落事故防止のポイント

上記で紹介した転落事故で多い事例をもとに、転落事故を防止するポイントをまとめました。

①窓際に物を置かない

先ほど窓からの転落事故が多いと紹介しました。
子どもは好奇心が芽生えるとどうしても窓から外を見ようとします。
そのためまずは窓の近くに置いてある家具をどけましょう。
ベッド、ソファー、机、椅子など小さい子がいる家庭で窓の近くに置くのは厳禁です。

②室外機に登れないようにする

狭いベランダでは室外機をベランダ柵の近くに置くしかないでしょう。
移動させることができないなら登れなくするべきです。
室外機の上に柵のようなものを設置したり、三角の屋根のようなものをつけたりすることで子どもでは登れなくなります。

③ベランダに物を置かない

ベランダからの転落事故を防ぐために最も重要な事です。
特に足場になるような椅子、机、植木鉢、段ボールなどです。
ベランダやバルコニーをおしゃれにレイアウトするのは子どもが大きくなってからにしましょう。

④子どもがベランダに出られないようにする

ベランダの柵が登れるような構造をしていたり、室外機の位置もどうしようもない場合は子どもがベランダに出られないようにすべきです。
普段から子どもをベランダに出さない習慣が大切です。
また子どもが開ける事の出来ない位置にロックをつけるなどの工夫も必要です。
ロックについては後ほど転落防止グッズで紹介します。

⑤窓やベランダ柵のメンテナンス

網戸がボロボロになってる。
窓枠が痛んでる。
ベランダの柵が錆びたり、ネジが緩んだりしている。
そのようなお家はありませんか?
少しの痛みが思わぬ事故につながります。
まずはお家の窓とベランダの点検をしましょう。

 

4.転落事故防止グッズ

①おとさんゾウ



窓に柵をつけ、ベランダにネットを設置する事で物理的に転落事故を防ぐグッズです。
ベランダの大きさ、窓の大きさに合わせて様々な商品を取り扱っているので誰にでもおすすめ。
目に見えて転落事故が起こらないという安心感があります。
デメリットは見栄えが少し悪くなってしまう事・・・。

②ダイヤル式窓ストッパー

見た目や窓からの景色に影響を与えたくなければ、このようなストッパーがおすすめ。
子どもが一人で開けられないようにする道具です。
簡単に設置ができる、防犯にも使える便利な商品。
注意点として、窓の形状によっては使えないものがあります。

③窓からおちないゾー

転落事故で多い、窓からの落下を防ぐグッズです。
部屋の大きさによっては、窓際に物を置かざるを得ないお家もあるでしょう。
そこで窓の内側に設置する事で子どもの転落を防ぐ商品です。
手軽に設置でき、外観に影響を及ぼしません。
窓の手前にツッパリ棒を設置するスペースがないと使えません。
また対象年齢が6か月から2歳と子どもが小さい間しか使えないのが難点。

まとめ

今回は子どもの転落事故防止につていご紹介しました。
定期的に痛ましいニュースが報道され、同じような年齢の子を持つ親としていたたまれない気持ちになります。
少しでもそんな事故が減ればと思い、趣旨を少し変えて今回の記事を書きました。
小さいお子さんがいるご家庭は、一度自分のお家が当てはまらないかご確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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